仏壇の製造・販売・修理・洗い／お寺さまの仏具や荘厳の修復

内陣の桝（ます）の胡粉（ごふん）塗り

こんにちは。　本日2度目のブログ更新をいたします。

朝から、三重県の現場に行き、帰ってきました。

昼から、滋賀県の現場の胡粉（ごふん）塗りにきております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　胡粉（ごふん）とは、貝殻を粉にし、膠（にかわ）と混ぜ合わせたものです。

仏具の下地で使用される事もありますが、今回は桝（ます）に白い部分の塗りに使用致します。

これが胡粉（ごふん）です。　　コンロであぶり、柔らかくしている最中です。

これの胡粉（ごふん）を今回は、桝（ます）に塗っていきます。

最近では、水性のペンキで塗られる事が大半ですが、今回は施主さまの要望で、本式の

技法での施工（胡粉仕上げ）になりました。 　　

何気なく、内陣の中にある桝（ます）の塗り方にも、様々な技法があるんですよ。。。

また、皆様の、お寺に御参りされた時、一度見てみてください。

職人の技が見れるかも知れませんよ。