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最勝ブログ

 

浄土真宗本願寺派さま寺院仏具修復(続)

 

 

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おはようございます。  疋田です。

春頃から、お預かりし、修復しております。 三重県の寺院さまの仏具が、少しずつ、仕上がってきました。  まずは、御開山厨子ですが、今回の修復で、彫刻に金箔彩色を新たに入れて欲しいとの事 P1000391.jpg

御修復前の御開山厨子です。

P1020907.jpg

屋根を取り外した写真です。

そして修復完成の写真です。

P1030746.jpg

彫刻には、ご要望通りの金箔彩色を施しました。

P1030742.jpg

やはり、最近よく見る、中国製の仏具の彩色とは、全く違います。

P1030744.jpg

なかなか写真では、わかりずらいですが、彩色と、金箔の色(1号色)がマッチしてました。

さらに、巻障子ですが、修復前の仕様が、白檀塗りという技法での塗りでした。

P1000403.jpg

よく見かけます巻障子は、黒塗り、前面に金箔押しですが、白檀ぬりとは、箔の上から、漆をぬり、

深みのある独特の色を出して仕上げる技法です。

P1030726.jpg

巻障子の框(かまち)のアップです。

実はプラチナ箔を押しております。   金箔より実は高価で、使用頻度が少ないです・・・・

箔シワを伸ばして、漆ぬりを開始します。

今、修復中の六鳥型の前卓もそろそろ写真でアップできそうです。

        納期に向け、今日も頑張ります。   V(^ ^)V 

 

 

 

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